不動産投資ローンの審査では
個人の信用情報だけでなく
投資物件の信用情報も審査の対象になり
事前に審査に通りやすい状態を作ってから
融資の申し込みをしたり
審査に通りやすい物件を
選んだりすることが大事です。
基本的に、個人の信用調査では
将来的に安定した収入があり
滞納せずにローンの返済を
続けられるかどうかを調べられます。
歴史が長く知名度の高い大企業
平均年収の高い企業のほか
社会的な信用の高い士業や
公務員も高い評価を得られます。
また、頭金の有無も重要です。
多額の頭金を用意できれば、
借入額を減らせます。
借入額が小さくなれば、
ローン返済を滞納した場合の
損失も小さくなるため、
個人の評価も
融資をするリスクが低い人物になります。
そのほかに重視されるのが
借り入れ状況です。
不動産投資ローンでは、
申し込みをした人の将来性と信頼を
担保にすることで融資を受けます。
信用調査の評価が高い人でも
過去に自己破産や
ローン・借金の滞納をしていると、
継続的に返済する可能性が低いため、
審査には通りません。
大病を患っている
持病があって将来働けるか
どうかわからない人も
審査が厳しくなる傾向があります。
基本的には
購入後により多くの利益を生める物件や
資産価値が高く担保として
差し押さえた後に高く売れる物件が高く評価され
物件の収益性を判断するポイントは、
大規模修繕工事の実施状況
といった項目です。
新しくきれいな物件でも
賃貸需要が少なく空き室の多い物件だと
不動産投資ローンの審査を
パスすることができません。
審査に通りやすい人の特徴は
収入が高く安定していることです。
ローンの審査では
今稼いでいる額よりも、
・将来いくら稼げるのか
・5年後も今の収入を維持できるのか
が重視されます。
自営業者やフリーランスよりも会社員
会社員の中でも
ベンチャー企業や中小企業より大企業
それも一部上場企業等の方が高評価されます。
また、同じ社内でも
平社員より役付きの方が
審査を突破しやすい傾向があります。
もっとも安定性が高いのは公務員です。
一般企業と違って
リストラのリスクがほとんどなく
ある程度、勤続年数に応じて
年収が上がっていくため
不動産投資ローンに限らず
さまざまなローン審査に通る可能性が高いです。